その22 ピンチョンのまなざし

ちょっと不思議なシーンが出てくる。
子供までつくったカップル。
彼らが、生まれた子供の取り合いをしているようだ。
そして、この男女の間の、子供をめぐる紛争に、裁判官らしい人も
絡んでくる。
どうも、カップルの片方が、子供を、相手から、奪ってしまったという
状態らしい。
それで、裁判官らしい人が、「窃盗」みたいな罪状を理由に
「令状」らしいものを書いたと。
その「令状」をもった「保安官」らしい人が
子供をとっていった女性のいる家に踏み込む。
そんな感じ。
そうすると、「子供は「モノ」ではないから、窃盗は成立しないので、その令状だって無効」
みたいな、話がでてくると。

なんだか、聞き慣れない登場人物が次々とでてくるので
どうも霧にかすんでしまうけど。
まあ、こういう記録もスケッチ的に書いていくの大事でしょうと。

http://www.themodernword.com/pynchon/levy_mason_and_dixon.pdf:M&Dのあらすじ

M&Dを一日3ページ読み進めて、読書記録をすこしずつ書きためたという人の
ReadingNotesがオンラインにあがっております。
あらすじがワケわかめになってきたら、これで振り返るのも一興かと。
このノートだけでも100ページ近くあるのですが。