イギリスか、スコットランドの龍伝説が登場する。
中国のドラゴンのイメージとはちがう、どちらかというと
Wormなんだんと。Dixonはそんなことをいう。
なんでも、十字軍の遠征からかえってきた人が
里帰りをしたら、ドラゴン伝説で郷里は大変なことになっており。
一番最初にみた生き物を神に捧げるという誓いをたてる。
龍と戦う。

どうも勝利をおさめたっぽい。ところが、自分の実の父親が
近くを経過したおかげで、父が最初のLivingThingになってしまい、
なんと、神に捧げる犠牲は父親かいということで、ジレンマに陥るも、どうにかこうにか、やりおおせる。
地球の内部は空っぽなのかどうかの論争っぽいシーンも出てくる。
細かいところは省略するけど。
AgainstTheDayという別の作品で、乗り物が地球を奥深く
突き進んで、反対側にでるみたいな、SFっぽいシーンがあった。
ドラゴン伝説もそう。
たしか、オーストリアか、ドイツか、そこら辺を、主要な登場人物が
列車かなにか、移動しているときに、奇妙な怪獣がでてきたみたいな。
「ガリレオ」シリーズで、「容疑者Xの献身」をみていると、
「キリンの翼」で、刑事が、「数学の定理をまちがって教えると、
生徒は何度も、同じ間違いを繰り返す。」
と、事件関係者に数学の先生にそれとなく、諭すところが、笑いどころになると。
新春座談会「今だから話せる平清盛」: 月刊クラシック音楽探偵事務所

A:それに、「平家物語」についての最低限の知識が無いと、付いて行くのが微妙に難しいというのもありますよね。
K:「祇園精舎の〜」とか「壇ノ浦」くらいは知っていると思いたいですけど。
吉松:それもあるかなあ。最初に信西が穴の中に落ちていたのも、彼が死ぬとき穴の中だったことの伏線ですし、北面の武士に居た佐藤義清(のりきよ)が後の西行であることを知らなければ話が分からない。強訴の場面で出てくる鬼若(青木崇高。後の弁慶)もそう。そういうことがあちこちにありましたよね。

A:それから、若い頃のやんちゃな清盛が海賊船の帆柱に吊されるのって、「宮本武蔵」で武蔵が千年杉に吊されるシーンのオマージュですよね。先のシェークスピアもそうですけど、そういう本歌取りみたいなこともあちこちでやってる。
K:ちなみに、そのあとで清盛が叫ぶ「オレは海賊王になる!」というセリフは、「ONE PIECE」のルフィのセリフですし(笑)
吉松:それをいちいち「今のは、こういう意味です」なんて馬鹿丁寧な解説はしないから、分からない人は分からないまま。