「墓場の鬼太郎」の製作がなされる場面。
暑い一日。

水木茂は、身を粉にして「墓場の鬼太郎」を仕上げるが、なんと原稿料の支払いはなかった・・・。

私が知っているのは「ゲゲゲの鬼太郎」。

つうことはどこかでタイトルが変わるんだな。

個人的には「墓場の鬼太郎」というタイトルで、本棚にあったら、手には取らなかったかもしれない。

売れなかった本は、書店から、出版社に送り返される。

書店は、売れた本だけ、出版社から「買った」ことになっている。

以前、岩波書店のことを調べているとき、この出版社が出す本は「なぜか」書店買いきりなので、
在庫を、岩波に送り返すことがなかったとか、あったとか。
だから、岩波の従業員の給与は、ほかの出版社にくらべてよかったことが「あった」。

うーむ。電子書籍がかまびすしい2010年に、タイムリー。狙ったんだろうが。