数値計算の常識

数値計算の常識

平山本の推薦図書だったから読んでみた。
が、どうやらついていけていないと思う。

wikipedia:数値解析
ここで、推薦図書になっているの洋書なのですが。
ほかに、いい本ないのかな。
日本語のほうがありがたい。

「常識」で列挙されている書籍は、みんな古い・・・。

数値解析入門 (サイエンスライブラリ現代数学への入門)

数値解析入門 (サイエンスライブラリ現代数学への入門)


マトリクスの数値計算

マトリクスの数値計算


数値計算―方程式の解法 (1981年) (理工系基礎の数学〈12〉)

数値計算―方程式の解法 (1981年) (理工系基礎の数学〈12〉)


復刊 数値解析の基礎―偏微分方程式の初期値問題―

復刊 数値解析の基礎―偏微分方程式の初期値問題―


岩波講座 情報科学〈18〉数値計算 (1982年)

岩波講座 情報科学〈18〉数値計算 (1982年)


Rounding Errors in Algebraic Processes

Rounding Errors in Algebraic Processes

数値計算

まず、極端な数字を入れて、もっともらしい結果が出ることを確認せよ

結果を直感的に解釈せよ

どんなパラメータ領域を調べているのか、常に念頭に置け

データに相互矛盾がないかチェックせよ

結果の分析を自動化しすぎるな

細かいところは、細かい精度で見よ

刻んだら、結果が刻み幅に依存しないことを確認せよ

ミスが見つかったら、その原因をきちんと突き止める

しかし、何人かの人の数値計算を見て来て気付いたのは、僕が犯しそうなミスとは違うパターンの、似たようなミスが目立つことである。似たようなミスを、少なからぬ人たちが、しかも何度も繰り返す、という事実から、これらのミスの対策を公開しておくのが有用だと思うので、ここにまとめておく。

実を言うと、以上のようなことに思いが至らない事が、僕にはひどく予想外であったので、これらのことは当然チェック済みだろうと思いこんでいた。そのために後で慌てたりしたのであるが、ミスのパターンが違うのは、世代の相違なのかな?逆に言えば、僕が犯すミスの中にも、他の人からみたら首をかしげたくなるようなものがあるんだろうなぁ。